常磐線沿線コラム

台風・運休の日、「本日休業」をすぐ出せますか? 常磐線沿線のお店のホームページ対策【常磐線沿線のWeb活用③】

公開日 更新日 この記事は約7分で読めます

コラム「台風・運休の日、本日休業をすぐ出せますか?」のアイキャッチ。大雨の駅で停車する常磐線、スマートフォンの臨時休業通知、工房スタッフのイラスト。

台風が近づいた朝、お店の電話が鳴りやまない。「今日はやっていますか?」「予約、どうなりますか?」――常磐線沿線でお店を営む方なら、一度は経験があるかもしれません。

そんな日にこそ、ホームページやGoogleマップに「本日は臨時休業します」「17時で閉店します」と出ていれば、お客様は電話をかけずに済み、お店の方も電話対応に追われずに済みます。ところが実際には、「ホームページは制作会社に頼まないと更新できない」「ログイン方法が分からない」という理由で、何も出せないままになっているケースが少なくありません。

シリーズ「常磐線沿線のWeb活用」の最終回となる第3回は、台風や運休、大雨の日など、もしものときの発信を取り上げます。まずは4コマ漫画でどうぞ。

4コマ漫画「台風の日に更新できないホームページ」。1コマ目:台風の日に問い合わせ電話が鳴り続ける店主から相談を受ける。2コマ目:常磐線が運休している一方、ホームページと地図は通常営業のままだと確認。3コマ目:店主が更新できず、雨の中でお客様が無駄足になる危険を指摘。4コマ目:スマホから出せるお知らせ欄と発信手順を整え、もしもの日こそホームページが役立つと気づく。
4コマでわかる「台風の日に更新できないホームページ」常磐線・縦長版(画像をタップ・クリックすると拡大します。登場するお客様・店舗・画面・運行状況は説明のための架空の例です)

常磐線沿線には「電車が止まる日」と「川が近い日」があります

台風が近づくと、鉄道会社が前もって運転を取りやめる「計画運休」が行われることがあります。国土交通省は2019年7月に、鉄道の計画運休のあり方について最終とりまとめを公表し、利用者へ「前広に」情報を提供することや、鉄道各社が情報提供のタイムラインを作ることを示しました。

電車が止まると、通勤しているスタッフが出勤できない、お客様が来られない、といったことが起こります。お店を開けるか、早めに閉めるかを決めたら、それをお客様に伝える手段が必要です。

また、常磐線沿線は利根川の流域でもあります。国土交通省 関東地方整備局が公表している利根川の洪水浸水想定区域図(想定最大規模)では、取手市も対象の市町に含まれています。お店や事務所の場所がどのような区域にあるかは、お住まいの市のハザードマップで確認しておくと安心です。

考えながら話す工房スタッフのイラスト
工房スタッフ

災害の情報そのものは、気象庁や市役所、鉄道会社の公式情報を見るのがいちばんです。お店のホームページで伝えるべきなのは、「うちのお店がどうするか」です。

「本日休業」を出すまでに、何分かかりますか

もしものときに大切なのは、早さです。台風の日の朝に「今日はお休みします」と決めても、ホームページに出せるのが制作会社の営業時間を待ってから、では間に合いません。

よくある状態 もしものときに起こること
更新は制作会社に依頼している 休日や早朝は頼めず、お知らせが出せない
ログインのIDやパスワードが分からない 自分で更新しようにも、管理画面に入れない
お知らせ欄がトップページの下のほう 出しても、お客様が気づかない
Googleマップの営業時間が「通常どおり」 お客様が「営業中」と思って来店してしまう

※上の表は、コムネットによる説明のための例示です。

平常時にこそ、「スマホから5分でお知らせを出せるか」を一度ためしておきましょう。

発信する場所は「3つ」決めておきましょう

もしものときのお知らせは、お客様が見に来る場所に出すことが大切です。おすすめは、次の3つをあらかじめ決めておくことです。

発信する場所 向いていること 準備しておくこと
ホームページのお知らせ くわしい説明(予約の振替、再開の予定など) スマホから更新できるようにしておく。トップページの目立つ位置に表示されるか確認
Googleビジネスプロフィール Google検索・Googleマップでの営業時間の表示 特別営業時間の設定方法を確認。オーナーのログイン情報を整理
SNS・LINE公式アカウントなど 常連のお客様への素早いお知らせ だれが発信するかを決めておく

Googleのヘルプによると、一時的に営業時間が変わる日や休業する日は、通常の営業時間とは別に「特別営業時間」として設定できます。連続して7日以上休業する場合や、再開日が決まっていない場合は、特別営業時間ではなく「臨時休業」として設定するよう案内されています。

また、Googleビジネスプロフィールには「投稿」の機能があり、「最新情報」としてお知らせを出すと、Google検索やGoogleマップのビジネスプロフィールに表示されます。ホームページの更新が難しいときの、もうひとつの発信手段として覚えておくと便利です。

あわてないために、お知らせの「ひな形」を用意しておく

台風の日の朝に、ゼロから文章を考えるのは大変です。よく使うお知らせは、ひな形として下書き保存しておくと、日付と時間を書きかえるだけで出せます。

場面 ひな形の例
臨時休業 台風○号の接近にともない、○月○日(○)は臨時休業いたします。ご予約のお客様には個別にご連絡いたします。
営業時間の短縮 天候の悪化が見込まれるため、○月○日(○)は○時で閉店いたします。
営業再開 ○月○日(○)より通常どおり営業いたします。ご不便をおかけしました。

※上の表の文例は、コムネットによる説明のための例示です。

お知らせを出したら、終わったあとに消す(または「通常営業に戻りました」と更新する)ことも忘れずに。何週間も前の「臨時休業」が残っていると、古い年号が残っているサイトと同じように、「このお店、まだお休みなのかな?」と思われてしまいます。

笑顔で話す工房スタッフのイラスト
工房スタッフ

「更新できないホームページ」は、ふだんは困らなくても、もしもの日に困ります。平常時のうちに、だれでも更新できる状態に整えておきましょう。

今日からできる、もしもの日のセルフチェック

チェック項目 確認すること
ホームページの管理画面にログインできる ID・パスワード・ログインURLが分かる場所にあるか
スマホからお知らせを出せる 実際にスマホで下書きを作ってみる
お知らせがトップページの目立つ位置に出る スマホでトップページを開いて確認
Googleビジネスプロフィールを編集できる オーナーのアカウントでログインできるか
お知らせのひな形がある 臨時休業・時短・再開の3つ

「ログイン情報が分からない」「スマホから更新できない」といったお困りごとは、無料ホームページ診断でまとめて確認できます。

シリーズ「常磐線沿線のWeb活用」をふりかえって

3回にわたって、常磐線沿線ならではのホームページの見直しポイントをご紹介しました。

どれも、ホームページを作り直さなくても、少しの手直しで変えられることばかりです。

ホームページ修理工房にできること

ホームページ修理工房では、ホームページを作り直さずに、気になるところだけを直すお手伝いをしています。今回の内容なら、たとえば次のような作業です。

  • ログイン情報の確認・整理と、管理画面に入れなくなったサイトの復旧のご相談
  • スマホから更新しやすいお知らせ欄への改善、トップページへの表示位置の調整
  • お知らせのひな形づくりと、更新手順のご案内
  • Googleビジネスプロフィールの営業時間の見直しのご相談

運営元の有限会社コムネットは、東京都練馬区の本社に加えて、茨城県取手市に取手事務所(常磐線沿線窓口)を設けています。取手・我孫子・柏・松戸・龍ケ崎・牛久・土浦、つくばエクスプレス沿線の流山・守谷・つくばのお客様には、伺ってのご相談にも対応します。対応エリアは常磐線沿線のホームページ作成・修正のページでご案内しています。今のサイトのホームページ修正のほか、ホームページの新規作成も承ります。まずは無料ホームページ診断から、お気軽にどうぞ。

※本記事の制度・各サービスの仕様は、下記の出典に記載された時点の情報です。災害時は、気象庁・お住まいの市・鉄道会社の公式情報をご確認ください。

出典

気になったら、まずは無料診断へ

URLを送るだけで、表示崩れ・更新状況・お問い合わせフォーム・スマホ対応などを確認します。

← お役立ちコラムの一覧へ戻る